骨を強くしたいけれど「「カルシウムをとりすぎるとよくない」って本当?

背を高くしたいなら、カルシウムをたくさん摂るために牛乳をたくさん飲みなさい!と言ったことはありませんか。

 

カルシウムをたくさん摂れば身長が高くなる!と思っていても、

カルシウムのとりすぎは身体に良くないって聞いたことはありませんか。

なんとなく、必要な栄養素も取りすぎると何か副作用があるような気がしますよね。

では実際に、カルシウムの取りすぎはどのように身体によくないのでしょうか。

 

そもそもカルシウムを摂りすぎると言うことはあるのでしょうか。

 

カルシウムが足りないとどうなるの?

まず、カルシウムを摂りましょう!と言われますが、カルシウムの量が足りていないと一体どうなってまうのでしょうか。

 

<骨の健康障害>

カルシウムは骨に関係することは知っていますよね。

とても有名なのが、骨粗しょう症です。

骨粗しょう症とは、カルシウム不足により、骨の密度が低下しスカスカになると、強度が低下するので骨折しやすくなる病気のことです。全身の骨が弱くなってしまうので、軽い力が加わるだけでも、様々な場所で骨折を起こしてしまいます。

 

<血管の老化>

カルシウムは骨をつくる働きだけではなく、血管などの細胞の活動にも大きな影響を与えています。

カルシウムのほとんどが骨のために使われますが、残りのわずか約1%程度は、血管などの細胞で使われているのです。

そのため、カルシウムが不足すると高血圧や動脈硬化をひきおこす原因にもなってしまいます。

 

<イライラする>

カルシウムが足りないとイライラすると言われますね。

血液中のカルシウムの濃度が低下する病気なのです。

情緒不安定になったり、集中することが難しくなる精神症状になってしまうこと医学的にも認められています。

 

カルシウムが不足していると、上記のような症状が現れることがあります。

病気にならないためにもカルシウムを積極的に摂りたいですね!

でも、なんでも摂りすぎはよくありません。

 

反対に、取りすぎた場合はどうなるのか見てみましょう。

 

カルシウムを摂りすぎるとどうなるの?

カルシウムは摂取しても安全な栄養素として、サプリメントなどで気軽に摂られています。

しかし、摂りすぎるとどうなってしまうのでしょうか。

 

<心臓や血管への副作用>

アメリカでは、

「サプリメントで毎日、1日1000mg以上のカルシウムを採っていた男性は、心臓血管系の死亡率が2割高い」と報告されました。

 

高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などの様々な健康障害が起こります。また、亜鉛や鉄などの他のミネラルの吸収も妨げられます。

 

カルシウムを摂りすぎることってあるの?

吸収されにくいと言われているカルシウムを摂りすぎるということはあるのでしょうか。

 

年齢、性別別にカルシウムの推奨摂取量や上限量をみてみましょう。

 

カルシウムの食事摂取基準(㎎/日)

 

許容上限量は、過剰摂取による健康障害を未然に防ぐ量のことです。

17歳以下の上限量は、十分な報告がないため設定されていません。

 

これをみると、健康を害する量は2500mgですが、2500mgという量は牛乳に置き換えると約2リットルもの量になります。

1日に牛乳を毎日2リットル飲むひとはなかなかいませんよね。

もしいたとしても、カルシウムの問題より他の健康を害する原因にもなりそうな量です。

 

また、もともと日本人は、アメリカ人の3分の1程度のカルシウムしか摂取できていないと言われています。

 

カルシウムを多く含む食材はどんなものがあるの?

 

カルシウムを多く含む食材といえば、牛乳を一番に思い浮かべますよね。

他にはどんなものがあるのでしょうか。

 

牛乳はもちろんのこと、牛乳から作られる乳製品にもカルシウムは多く含まれています。

 

他にも大豆製品や、緑黄色野菜であるほうれん草や小松菜、小魚などに豊富に含まれています。

 

図にまとめてみました。

 

 

 

カルシウムを摂取したときは、吸収を助けてくれるビタミンDやビタミンKを多く含む食材とともに摂取しましょう。

まとめ

牛乳や乳製品が大好きで、カルシウムのサプリメントを大量にのんでいる人でなければ

よっぽどのことがない限りはカルシウムを摂りすぎているということはないようです。

何事も健康を維持するためには過剰摂取は控えましょう。

 

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